圧縮ばね
圧縮ばねとは
圧縮ばねとは、線材をらせん状に巻いて円筒形状にしたばねのうち、圧縮する・押すと元に戻ろうとする力を応用して設計･製作されたばねのことです。板ばねと比較すると、専用の機械を使って連続生産を行えること、またコンパクトに設計出来るという点が特徴です。従って、身近な例で言うと、ベッドのコイルスプリング、自動車のサスペンション、おもちゃなど、様々な製品に採用されています。
なお、一般的な圧縮ばねとしてはいわゆる筒形（円筒形状のコイル）がイメージされますが、このほかにも円すい形・たる形・つづみ形のように単純な筒ではなく形状の違うばねもあります。円すい形状であれば例えば懐中電灯など、電池を入れる機器の接点にも使われています。
なお、圧縮ばねには、実は右巻き、左巻きがありまずが、通常は右巻きのばねが多くなっています。また材質に関しても、一般的には冷間加工線（硬鋼線・ピアノ線・ばね用ステンレス鋼線）が使用されています。
圧縮ばねの一般的な製造工程としては、
材料⇒コイリング⇒切断⇒端面研削（処理）⇒テンパー処理⇒防錆処理⇒検査･出荷
と多くの工程を踏む必要がありますが、産業機器用の圧縮ばねは細かな仕様が要求されることが多いので、それに伴って検査や工程などが付加されます。
山内スプリング製作所の圧縮ばねが選ばれる理由
01
1ケからも対応可！
特注の圧縮ばねなら当社にお任せ下さい。
通常の圧縮ばねは、量産を前提としたコイリングマシンが使用されますが、当社は手巻き式（芯金式）のばね成形機も保有しているので、１ケからの対応が可能です。
もちろん成形から熱処理まで社内で一貫対応しています。
試作ばね・特注ばねなら山内スプリング製作所にお任せください。
02
量産加工も合わせて
ご依頼ください。
10000ケ／ロットまで
対応いたします。
1ケからの試作ばね、特注ばねが得意な当社ですが、もちろんコイリングマシンも保有しているので圧縮ばねの量産対応も可能です。
ものにもよりますが、10000ケ／ロット程度であれば対応が可能ですので、お気軽にお申しつけください。
03
圧縮ばねの周辺部品も
ご用命下さい。
板金･プレス･切削･溶接･
ユニット品も対応！
当社はコイルばね・板ばねを製造するメーカーですが、このほかにも精密板金や溶接、切削加工なども行う精密加工のスペシャリストです。
圧縮ばねが採用される機器に必要な部品も製造可能な上、ユニット品でも納入することができます。
