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2026.05.28山内スプリング製作所のシムプレート製作工程:高品質を支えるファイバーレーザー加工と熟練の技

株式会社山内スプリング製作所では、ファイバーレーザー加工機を活用し、0.01mm刻みの極薄シムプレートから大型シムまで、高精度な製品を自社工場にて製作しています。

お客様の厳しい要求にお応えするため、当社がどのような手順で、どのような点に注意を払いながら高品質なシムプレートを作り上げているのか。実際の作業動画を交えながら、その全工程を詳細に解説いたします。

まずは、こちらの全体動画をご覧ください。

1. 準備・プログラミング工程:品質の土台を築く精密なデータ確認

どんなに優れた機械でも、元となるデータが間違っていれば良品は生まれません。当社では、お客様からの図面を徹底的に検証することから作業を始めます。

① 図面確認・⑩ DXF確認

作業のポイント

パソコン上のCADデータ(DXF/DWG)と、お客様からいただいた紙の図面をモニター上で並べ、専任の担当者が寸法や形状を一つ一つ丁寧に照合します。

当社のこだわり

作成したプログラムと図面を照らし合わせ、「寸法・形状」「材質・板厚設定」「数量」が正確であるかを徹底的にレ点チェックすることで、プログラム起因のミスをゼロに抑えます。

実際の作業を動画で見る(0:05〜)
(※機械の操作盤でDXFデータを最終確認する様子は こちら(1:50〜) からご覧いただけます)

2. 段取り・セットアップ工程:機械の性能を最大限に引き出す準備

ファイバーレーザー加工機の性能を100%引き出し、高品質な切断面を得るためには、完璧な段取りと材料の吟味が不可欠です。

② 材料取り出し③ 板厚計測④ キズ・汚れ確認

作業のポイント

作業指示書に基づき材料棚から適切なステンレス等の板材を引き出します。この際、材料に付いているタグの表記を決して鵜呑みにせず、必ずマイクロメーターで「実測」します。

当社のこだわり

ファイバーレーザーは保護ビニールの種類によって切断不良が起きやすいため、加工前に表面のビニールを丁寧に剥がし、キズや油汚れがないかを厳格に確認しています。

材料の板厚計測の様子を動画で見る(0:36〜)

⑤ ノズル確認・⑥ ヘッド確認・⑦ 状態確認・⑧ 材料セット

作業のポイント

レーザー加工機のノズルの詰まりや保護ガラスの汚れは、ビームの乱れに直結するため、手作業で慎重に点検・セットします。

当社のこだわり

材料を機械のワークサポート(剣山)の上にセットする際、材料に少しでも「浮き」があるとレーザーの焦点がずれてしまいます。完全な平坦度を確保するため、慎重に位置を調整します。

加工機のヘッド確認〜材料セットを動画で見る(1:01〜)

3. 加工・実作業工程:緻密な条件出しと安定したレーザー加工

準備が整ったら、いよいよレーザーによる切断加工です。ここでも「いきなり本番」ではなく、慎重な手順を踏んで確実な品質を担保します。

⑨ プログラム読み出し

機械の操作盤(コントローラー)で加工用のプログラムデータを呼び出し、間違いがないか最終チェックを行います。

プログラム設定の様子を動画で見る(1:35〜)

⑪ テストカット・⑫ テストカット確認

作業のポイント

本加工に入る前に、必ず端材スペースを使用してテストカットを実施します。

当社のこだわり

テストカットで切り出したピースを作業員が取り出し、マイクロメーターやデジタルノギスで寸法を測定します。レーザーのビーム径補正(カーフ幅)が適正に設定され、狙い通りの寸法が出ているかを本加工前に「実測」します。

迫力のテストカットと寸法確認を動画で見る(1:56〜)

4. 後工程・検査・出荷:人の手と目で品質を保証する

機械が切り出した製品を、完璧な「完成品」へと昇華させるのは、熟練スタッフの細やかな手作業と妥協を許さない厳しい検査です。

⑬ 製品確認

加工が終わった材料からシムプレートを取り外し、本加工でも板厚や寸法が正確に出ているかを中間チェックします。

製品取り外しの様子を動画で見る(2:24〜)

⑭ バリ取り(ベルトサンダー)・⑮ バリ取り(バリ取り機)

作業のポイント

レーザー加工後に残る微細なバリを除去します。薄板シムは少しの力で変形してしまうため、非常にデリケートな作業が求められます。

当社のこだわり

ハンディタイプのベルトサンダーを用いた手作業と、専用のコンベア式バリ取り機を、製品の形状や板厚に応じて使い分け、製品に変形を与えないよう均一に仕上げます。

熟練の手作業によるバリ取りを動画で見る(2:43〜)

⑯ 目視検査・⑰ 寸法検査・⑱ 平面度確認・⑲ 最終チェック

作業のポイント

完成した製品が図面通りに仕上がっているか、多角的な視点で最終検査を行います。

当社のこだわり

  1. 寸法検査: マイクロメーター等で精密に測定し、図面に測定結果をチェックしていきます。
  2. 平面度確認: 定盤の上に製品を置き、0.10mmのシックネスゲージ(隙間ゲージ)を差し込んで熱による反りやひずみがないかを物理的に確認します。
  3. 目視検査: 光の反射を利用し、キズや打痕がないかを入念にチェックします。

厳しい平面度確認の様子を動画で見る(3:31〜)

⑳ 梱包・㉑ 出荷

作業のポイント

厳しい検査をクリアした製品を、お客様の手元に無事に届けるための最終工程です。

当社のこだわり

薄板シムプレートは輸送中に曲がったり傷ついたりしやすいため、気泡緩衝材(プチプチ)で丁寧に包み、専用の段ボール箱に収めて万全の状態で出荷いたします。

真心を込めた梱包・出荷作業を動画で見る(3:51〜)

山内スプリング製作所では、最新の設備と、これらの各工程における徹底した品質管理・確認作業を組み合わせることで、高品質なシムプレートをお客様に提供し続けています。シムプレートのご用命は、ぜひ当社にお任せください。

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