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プレス加工

プレス加工とは、仕入れた材料にプレスを行って寸法通りに変形し、その形を永久に維持させる加工技術によって製品の生産を行なうことです。特徴は同じ品質の製品を、大量に安く短納期で繰り返し生産できることです。材料をプレス加工後の形に変えるために加える力を「成形荷重」といいます。プレス加工品を作るには「プレス金型」が必須となります。プレス金型は、製品の性能、生産性、外観の優劣、品質、を左右する重要な要素です。金型はミクロン台で非常に精密な寸法が求められるため、プレス金型の製作に当たっては多くの時間と費用と労力が必要です。そのため完成した金型は重要な資産として長い間大切に保管されます。当社ではプレス金型も社内で一貫して製作しております。部品を製造・加工していく各工程で必要な金型や、冶工具類を社内で製作することにより、品質の向上・大幅な納期の短縮とコスト削減を図っています。当社でプレス加工が可能な板厚は、 抜き加工で4.5mmまで、曲げ加工6mmまで、 絞り加工は形状によりますが3mmまでです。プレス金型は内製しておりますので、製造ラインの立上りが早く短納期での製作が可能です。

プレス加工の種類は主に下記の7点のようなものがあります。

  1. せん断作業 = 金属板を切断する。

  2. 打抜作業  = 板から必要な形を抜く。

  3. 穴抜き作業 = 板に必要な穴を明ける。

  4. トリミング = 縁を切る。

  5. 曲げ加工  = 材料の中立軸の片側に引張り力がかかり加工される。

  6. 絞り加工  = 材料が引張応力をうけて加工される。

  7. 圧縮加工  = 材料に圧縮力が働いて加工される。

プレス加工機の主な種類は機械の形式と主な用途例は下記にて一覧にしています。

フレ-ム形式 クランク数 主な作業用途 主な対象品
汎用 C形 シングル 単発作業 一般小ロット品
ロボットライン
ダブル 単発作業・順送作業 一般大物・長尺物
トランスファー 偏心荷重を発生する物
自動 ストレ-トサイド 順送作業 精密物
ダブルクランク トランスファー
ストレ-トサイド 順送作業 精密物・冷間鍛造品
リンクモ-ション トランスファー 要平面度安定品
特殊 ストレ-トサイド 順送作業 超精密物
ポストガイド トランスファー 大量生産品
油圧プレス 絞り加工・成形品
エア-プレス カシメ作業

プレス加工の単発式と順送式について

プレス加工には大きく分けて単発式(汎用:C型)と順送式があります。単発式の工程は1台のプレス機械に1つの型を取付け順次各工程ごとに加工を行ないます。単発式のメリットは順送式と比べて金型製作費を安くおさえることができる点と、製品形状の変更に対応し易い点です。単発式のデメリットは多くの金型が必要となるため費用がかかる点と、プレス機が何台も必要になる点です。一方で、順送式のメリットはプレス機1台で製品をつくることができる点、製品を短時間で大量生産ができる点、金型が1面となるため材料費が削減できる点です。順送式のデメリットは設計・構想がしっかりできていないと後で修正が不可能になる可能性がある点、金型が1面となるため加工範囲が限定される点です。順送式の場合は修正が難しいため修正不能になった場合に大きな損失に繋がります。

プレス加工の材質

当社ではプレス加工が可能な材質はSS、SUS、非鉄(アルミ、銅、真鍮、りん青銅、ベリリウム銅、チタン)、樹脂です。

プレス加工の製品の業界について

当社のお取引企業様は多岐に渡り、電子機器・産業機械・建設機械・航空機・光学機器・医療機器・表面処理・研究機関・楽器・厨房関係の大手メーカーから繊維・メガネ業界の地元企業までさまざまな業界のお客様からご用命をいただいております。複合加工品やジグ・冶工具類の製作を得意としております。

当社では半世紀以上に渡り、少量・多品種生産を前提にして工程改善を進め、効率的なモノ作りを行なってきました。一方で、中ロット(10000個程度の数量)の加工ニーズにもお応えできるよう、プレス加工を得意としております。各製品のコストダウンにおいてプレス加工は非常に有効です。当社では、製品が作られるまでの現工法を見直し、工程集約及びプレス加工への置き換えを常に考え、お取引先企業様へ提案しております。
当社ではこれまでのお客様とのお取引を通じてご要求いただいた製品の迅速な対応をワンストップにて実現するために、最新鋭の設備や関連する設備の導入に力をかけてきました。
プレス加工においてもアイデア段階や、機能仕様レベルからの依頼、現行品のVE検討依頼などから具現化に結びつけていきます。

これらの製品は1個からでもフルオーダーメードいたしますので、お気軽にお問合せください。

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