薄板ばねを製造するためには、まず薄板からブランク加工を行う必要がありますが、このブランク加工は精度よく行うこともはもちろろん、加工による歪みも最小限に抑える必要があります。当社の保有するファイバーレーザー加工機「SPF3907」は、熱影響が少ないファイバーレーザーで加工を行うので、板厚1mm以下の薄板でもキレイにバリなく歪みなく加工ができることが特徴です。またこの薄板ばね専用のファイバーレーザー加工機は、リニアガイド機構なので①加工スピードも速く、大量生産にも対応が可能であり、②高精度なカットが可能なので、従来ワイヤーカットでしかできなかった高精度な加工も行うことができます。
設備情報
薄板ばねのブランク加工に特化した「ファイバーレーザー加工機」
薄板ばねの金型製作も自社で行える、各種機械加工設備
薄板ばねをお客様のご要望にお応えしてスピーディに製造するためには、それに応じた金型を取り揃えておくことが必要です。山内スプリング製作所はそのような薄板ばね加工の要望にお応えできるよう、汎用の曲げ金型を多く保有しています。しかし、いくら汎用金型を保有していても対応できないケースも、どうしても発生してしまいます。その点、当社はフライス・旋盤・ワイヤーカット・細穴放電加工機・平面研削盤など各種機械加工設備がありますので、汎用金型では対応できないケースでも自社で特殊金型を作ることで対応することが可能です。複雑な形状の薄板ばねでも、山内スプリング製作所にお任せください。
5t~20tの小型プレス機で、小ロットから量産まで対応
薄板ばねの加工に特化した山内スプリング製作所は、薄板ばねの曲げ加工に適したプレス機をなんと17台も、小型の5tから中型の20tまで幅広く取り揃えています。この充実のプレス加工機をフル活用することで、0.05mmから3mm程度までの薄板ばねの曲げ加工に対応することが可能です。
また、これらのプレス機以外にも曲げ加工専用設備を保有していますので、小ロットや試作の薄板ばね加工から、1,000ケ程度までの量産加工まで、お客様の幅広いご要求にお応えすることができます。薄板ばねの事なら何なりとご相談ください。