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ばね加工

まず、ばねとは、『金属などの弾性体の復元力を利用し、弾性エネルギーを蓄積する機械要素』である。名称の由来は、一説に「跳ね」が語源であるといわれており、ばねの呼び方には、ばねの他にも、「発條、発条、スプリング」と様々な呼び方があります。

次にばねの種類には、“コイルばね”、“板ばね”、“トーションバー”、“皿ばね”などがあります。コイルばねとは、材料をコイル状(螺旋状)に巻いたばねです。板ばねとは、板状の材料を用いたばねです。トーションバーとは、ねじりを利用する棒状のバネです。皿ばねとは、皿の底をくりぬいた様な形状をしたバネです。この4つの中で最も一般的なばねがコイルばねです。コイルばねは、さらに圧縮コイルばね、引張コイルばね、ねじりコイルばねに分かれます。

圧縮コイルばねとは、線状の材料をらせん状に巻いたばねであり、ばねの基本タイプです。他の線ばね(代表的な製品として、クリップ・クランプ・リテーナー・トーションバーなど)に比べて形状が簡単であるため量産性があり、またコンパクトに設計出来ます。コイルの形状は通常の円筒形だけでなく、円すい形・たる形・つづみ形のようにコイル径を変化させているばねもあります。

引張コイルばねとは、圧縮コイルばねと逆で、引張り荷重を受ける用途に用いられるばねです。初張力を有効に利用して、スペースを小さくするために密着的に製作されることが多いです。また、一般的に荷重を受けるためフックが両端部についています。

ねじりコイルばねとは、コイル軸のまわりに、ねじりモーメント(トルク)を受けるコイルばねです。ばねに荷重が加わると、素線に曲げ応力を発生します。コイルばねと比較しても、同じ重量で保存できるエネルギーが大きいため、軽量に設計することができます。ばねに加える荷重の方向としては、コイルを巻き込む方向に使用するのが望ましいです。

ばね加工について

コイルばね加工の際に使用する機械は、コイリングマシンが一般的です。材料の送りローラーから押し出されたワイヤー(ばね材)がコイリングポイントやピッチツールにより、指定の形状に仕上げられていきます。当社では、センサーを用いて自由長を確認することで全数検査しています。コイリングマシンのほか、トーションバーなどを製作するワイヤーフォーミングなどの機械もあります。詳しくはワイヤーフォーミング事業のページをご参照ください。

ばねの用途について

圧縮コイルばねは、ショックを吸収することにも優れています。製作したばねの用途としては、当社が得意とするメガネフレームをはじめ、自動車のサスペンションやエンジン、クラッチ、ベッドやソファなど幅広く使用されています。

引張コイルばねは、両端部のフックを相手部品やユニットなどに組み込み、引張方向に荷重を受ける用途に用いられます。多くの自動車部品で使用されており、エンジンのスピードコントロールやガバナスクリング、駆動形シフトレバーなどに使用されています。

ねじりコイルばねは、様々な形状のものを作ることができ、腕の長さが長い、短い、ダブルトーション形など、その種類は多岐にわたり、自動車のコンソールボックスや各種家電製品など、非常に幅広く活用されています。

当社では、創業当初からメガネの産地付近の地域柄、メガネフレームの製作実績が多くありますが、一方でメガネフレームに限らず、弱電・家電・通信機器・カメラ・医療機器向けにコイルばね部品をご提供させていただいております。アイデア段階や、機能仕様レベルからの依頼、現行品のVE検討依頼など、具現化に結びつけていきますので、ばね加工のことなら、山内スプリング製作所におまかせください。これらの製品は1個からでもフルオーダーメードいたしますので、お気軽にお問合せください。

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